スタッフ同士お互いに協力しながら自分の色も出していける、自由度のある職場です。

新卒で建築会社に就職しましたが、自分に合っておらず退職してしまいました。学生時代スポーツをやっていたこともあり、次の仕事としてリハビリに興味を持ち、関係の仕事を探したところ、当施設だけが無資格でも将来的に資格を取れば希望の仕事ができると言ってくれたため、入社を決めました。面接の次に1日体験入社がありました。その時までは介護は女性がやるもの、という固定概念がありましたが、男性の先輩の勤務風景を目にして、男の人でもできるんだ、と認識を改め、さらに先輩の姿がかっこよく見えてしまい、自分もやってみたいな、と思ってしまいました（笑）。とはいえ、見るのはともかく実際に自分がやるとなるとお風呂も排泄のお世話もあるのにできるのかな、と不安も抵抗もありましたが、先輩方の指導のお陰でどちらも解消されました。ただ、初めての介護の時に自分の中にあった“抵抗”の気持ちは、介護を受ける側の方も同じはずなので、利用者さんの気持ちを汲むためにも完全に忘れてしまってはいけないと思っています。

これまで高齢の方と接する機会が少なかったので、障害をお持ちの高齢の方は体調の急変するリスクが高いということを仕事を始めてから知り、まずそこで戸惑いました。自分では医療行為は出来ないので、少しでもいつもと違うことがあれば早期発見し、速やかに次の処置を取ってもらえるよういつも気を付けています。リハビリは日々の積み重ねが大事ですが、同じように、そういえば何事もなく無事終わったね、という日々を積み重ねていくことが目標ですね。

介護職として入社し、3年後に休職して作業療法士の資格取得のため専門学校に通いました。会社は「応援するから頑張れ」と言ってくれ、休職中のアルバイトや実習のサポートもしていただきました。散々バックアップしていただいだけに国家試験には絶対落ちられない、今までに経験したことのないプレッシャーでしたね。無事に作業療法士の資格を取得し、現在は通所リハビリの管理、リハビリの提供、施設整備の管理、外来リハビリ、介護などの業務を行っています。

当施設は大きい施設ではありませんが、利用者そしてご家族に真摯に向き合い、より良い介護やリハビリを提供する姿勢をしっかり持った施設だと思います。リハビリのスタッフも私の入社時より増え、お互いに協力しながらも自分の色を出していける自由度もある職場です。
また、医師や看護師との距離も近く、心配な時、困った時はすぐに相談でき、安心して働くことができます。

介護の仕事にとても誠実な気持ちで向き合う真面目なスタッフ、上司ばかりで、充実した仕事ができると思いますよ。